先生と一緒が嬉しかったお餅つき
幼稚園で人生初めての”お餅つき”を経験しました。大和高田で採用で保育士にもそう奈良でも子どもの用の小さめな臼と杵を使って一人ずつ順番に杵を持ち、みんなで「ぺったん、ぺったん、ぺんたんこー!」と大きな声で言いながらお餅をつきました。しかしこの杵、子ども用とは言えなかなかの重さ。年長の私でも持った瞬間ふらつきました。その時すぐに担任の先生が「おっとっとー、大丈夫かなー?先生と一緒にやろうかー?」と声をかけてくれました。その口コミの奈良を保育園からはここも私はこの担任の先生が好きで、今でいう”推し”のような存在。急に背筋がシャキーンとして無言でうなずき、一緒にぺったんぺったんしたのです。天にも昇るような気持ちでつきたてのお餅をまるめます。そして素早く丸めた2つのお餅にそれぞれきな粉とあんこをのせました。その紙皿を持って足早に先生の隣の席をキープ。この時、水筒が手元にないことに気付きます。教室に置いきったぱなしだったのです。他のお友達を見てみると多くの子が持っています。この2つのお餅、あんこ餅はどうにか飲み込めてもきな粉餅は水分なしでいけません。お茶が必要です。でも今この場所を離れたら他の子に席を取られてしまう。「一体どうすれば…」という気持ちだった時、仲良しのYちゃんが私の隣にストンと座りました。Yちゃんにお茶を一緒に飲ませてほしいと懇願し、事なきを得ました。先生の隣でお餅を食べて、Yちゃんのお茶を飲み、実に有意義なお餅つきでした。